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政治家秘書とはよく言ったもの詐欺師と紙一重。

含み笑いする男性の口元1987年のことですが、さる超大物政治家の第一秘書なる人物と知り合う機会がありました。
正真正銘、本物の第一秘書の方で、人物的にも素晴らしい紳士でした。
その彼から政治家枠の株を勧められました。結構半端ない額だったのですが、かき集めれば何とかなりそうな額でもありました。
条件は、毎月数百円の配当があるとのことで、私も出資いたしました。

確かに2年ほどの間、滞ることなく毎月の配当も頂いたのですが、3年目位から全く配当が頂けなくなりました。
この話には私だけではなく、地元のある意味名士達が多くいたようです。
尤も、私のように自分の正当なお金から投資した人は少ないと言いますか、ほとんど居られず、皆さんが何らかの裏金であったようです。

その為、訴訟の話もまとまらず、超大物政治家に立ち向かうほどの勇気もなく、結局は泣き寝入りとなってしまいました。
ただ、皆さんも心得たもので、事業拡大や人脈拡大にはそれなりの投資が必要だと割り切っておられたようなのです。
世の中こういうものなのか、政治って綺麗事を言っても結局はこういうことなのかと落胆したものです。

この超大物政治家の方は、政治の世界は引退されましたが今もご健在です。
因に、どなたでもご存じの方であるということを付け加えておきます。
それ以来、数年の間は借り集めたお金の返済に追われる日々でありました。
世の中、うまい話はないものとお酒の席で話したときですが、ある先輩から「子供の学校でもそう言う時に頼むんだよ。もったいないことしたね。」と言われ、良い歳をして愕然としたものです。