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東京のど真ん中で寸借詐欺に遭った

千円札東京の港区芝浦のあたりを営業で歩いていた時の出来事です。
私はまだ社会人になりたてでそんなセコイ金額の寸借詐欺があると知らなかったのでまんまと引っかかってしまいました。
私が歩いていると、50代ぐらいの極普通の立派ではないけれど普通の背広を着た身なりのおじさんが、泣きべそをかきながら声を掛けてきました。

「ここはどこですか?駅はどっちですか?」と聞くので「だいたい芝浦です。浜松町駅はあっちです。」と答えるました。
するとおじさんは泣きながら「タクシーに乗ったんだけど、途中で財布を忘れたことに気づいて運転手にここで放り出されてしまった。
自宅は八王子でここからそこへ帰る時間が無くて、そのあと大事な商談があって大宮に行かなければ行けない。」などと捲くし立てました。

とにかく電車代が必要だといって大の大人がワンワン泣き出したので、私も周囲の目が気になって1000円渡してしまいました。
「このご恩は必ず、どうやって返せばいいですか?」と聞いてきたので銀行口座を教えるわけにも行かず、自分の名刺を渡して金額分の切手を郵送してくれればいいと告げるとおじさんは駅のほうへ向かって歩いていきました。
しかし結局当然ながらその後音沙汰がなく詐欺だったことに気づき、1000円を騙し取られた上にその詐欺師に名刺まで渡してしまったことをとても後悔しました。